食欲には「感覚的な食欲」と「生理的な食欲」があることを知っていますか？
『美味しそうなケーキを見ると、急にお腹が空いた』
『テレビでラーメン特集をしていたら、むしょうにラーメンが食べたくなった』
このような経験があると思います。
これは、本当にお腹が空いているわけではなく、視覚や嗅覚などの五感から受け取った情報により刺激されたことで起こる「感覚的な食欲
です。
「食べたい！！」と思ったら、5分だけ時間をおいて本当に空腹なのか考えてみましょう。
お菓子やジュースを目が届くところに置かないようにし、買い置きも控えると、ニセの食欲を抑えやすくなります。
・歯磨きをして、口の中をきれいにする
・軽い運動をする
なども感覚的な食欲を抑える効果があります。
一方「生理的な食欲」とは、血糖値の低下や遊離脂肪酸の血中濃度上昇、ホルモンの作用によって起こる本当の食欲です。
こちらも、①睡眠をしっかりとる②決まった時間に食事を摂る③食事はゆっくりよく噛んで食べる④日光を浴びる⑤規則的に運動をする
など生活習慣に気をつけることによって体内のリズムが整うと、余計な食欲は抑えることができるようです。