ココアのはなし

ココアのはなし

冬にぴったりな温かい飲み物といえば「ココア」があります。

ココアの原料はチョコレートと同じくカカオ豆です。

カカオ豆の栄養成分カカオマスポリフェノールは抗酸化力が強く、活性酸素の抑制や生活習慣病の予防、ストレス防止、リラックス効果、血行促進、冷え性改善などの効果があると言われています。他にも、食物繊維、カルシュウムや亜鉛、マグネシュウム、鉄などのミネラルも含みます。それらによって、便通の改善や善玉コレステロールを増やす、代謝をアップするなど注目を集めています。

ココアを飲むことは体に良さそうですね。

「ココアの健康効果を効かせるには1日に2~3杯を目安に飲むのが良い」そうです。

しかし、ここで注意点!

ココアは大きく2つの種類があります。

 

ピュアココア(1杯当たり)11kcal・脂質1.2g・糖質0.4g

調整ココア(1杯当たり)82 kcal・脂質1.6 g・糖質14g /一般

上記の通りピュアココアと調整ココアです。普段売られているほとんどのココアは調整ココアです。ピュアココアに糖類や乳製品、ナッツなどを加えて飲みやすくしてあるので、その分エネルギーや糖質は高くなります。作る際に牛乳を使うとさらに、その分のエネルギーもプラスされますね。効果・効能があるといっても、調整ココアを飲みすぎるとすぐに300kcalを超えてしまいます。それでは健康効果を得るよりもむしろ、体重増加や血糖上昇を招くこともあるので注意してください。

お勧めはピュアココアを牛乳や豆乳で作り、飲みにくければ砂糖で少し甘みをプラスすることです。砂糖の代わりにハチミツやメープルシロップを使えば自然な風味が加わります。また、それらを入れずに上にマシュマロを浮かべるのも見た目が可愛くなり、マシュマロから溶け出した糖分で飲みやすくなります。いずれにしても、入れすぎには気を付けてください。

上手に取り入れたいですね。