「おやつはダイエットの敵!!」 そう思っていませんか?
生活習慣病が気になるという方や、健康維持のためにおやつを控えているという方もいらっしゃいます。良い生活習慣の基本は3度の食事できちんと栄養素を摂ることですね。まずは、普段の食事をバランスよく食べることがとても大切です。
しかし、上手に取り入れていけば、おやつも楽しむことができます。
食事と食事の間隔が空きすぎると、人間の体は次の食事の際に、エネルギー源となる糖質や脂肪を蓄積しようとします。1日3食をきちんと食べることが基本ですが、その上で食事と食事の間があきすぎたり、おなかのすいた時におやつを食べるのは、悪いことではないのです。
また、おやつには「リフレッシュ効果」や「リラックス効果」、「疲労感の解消」といったことも期待できます。疲れたと感じた時に食べれば、また力が湧いてきて仕事の能率もアップしそうです。
しかし、好きなものを好きなだけ食べていたのではエネルギーオーバーになってしまいます。気をつけるべきポイントは何でしょうか。
おやつ=お菓子(甘い物、スナック菓子)と考えない。
おやつには3度の食事だけでは十分に摂ることのできない栄養素を補う役目があります。
◦低脂肪のヨーグルトやチーズ…カルシウム、たんぱく質
◦果物…ビタミン、食物繊維、ポリフェノール
◦ナッツ類…ビタミン、ミネラル
などが良いでしょう。
どうしても甘い物が食べたい時は、これらの物と組み合わせると血糖値の上昇が穏やかになります。
おやつの適量を意識する
1日の食事のエネルギーの10%程度を目安にすると良いでしょう。
例)1日の食事の適量が2000kcalの人なら200kcal程度
1日の食事の適量が1600kcalの人なら160kcal程度
食品の包装に記載されている栄養成分表示を参考にしましょう。
3度の食事とは違った楽しみのある「おやつ」。気をつけながら食べることで体も心も健康的な食生活を送りたいですね。